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「Interzoo 2014」に出展して

本年3月のアメリカのオーランドの「Global Pet Expo」出展に続き、ドイツのニュルンベルグで開催された「Interzoo 2014」にも出展してきました。世界最大のペットショーと言われる通りの展示会で、規模の大きさと多様性などから、2年後も出展しなければと思いました。

実は、前回は利用していなかった会場が、弊社の出展場所で、入口からは遠く、初日の開場の9時から昼頃までは、来場者が疎らでどうなることやらと感じたのも事実です。しかし、弊社の展開する犬猫用オーラルケア用品においては、飼い主の10人に1人も行っていない歯みがき関連の商品なので、開き直って見ていただけるのを待っていました。そうすると、少しずつ製品や製品紹介ビデオを見ていただけるようになりました。

そして、わかったのですが、実は、日本の飼い主がワンちゃんの歯を磨く割合がヨーロッパ人より高いということでした。人間のオーラルケアに関しては、ヨーロッパの方が進んでいるので、意外な感じでした。聞くところによると、食品で歯垢を落とすという考えが主流で、歯を磨いてあげるという行為に至っていないようです。だから、弊社製品が売れないということではなく、販売の可能性があると確信しました。しかし、問題は流通ですね。

また、日本ではペットの展示会に獣医師は多く来られませんが、確実に獣医師が来場されており、弊社製品にも関心を持っていただきました。獣医師の勉強会を兼ねた展示会の存在も紹介いただき、弊社製品を紹介するチャンスがそこにあると感じております。海外は、獣医師から弊社製品を普及されることも検討する必要がありそうです。

今回、最も衝撃を受けたことは、ブース内で昼間からビールやワインを飲んで商談している風景でした。中には、バーテンダーを雇い、ブース内でお客さんにカクテルを出している会社もありました。また、ショーの終了後、ブース内にビール、ワイン、つまみ等を持ち込み、宴会をしている会社が沢山ありました。カルチャーショックでした。しかし、2日目からは、それに習い、水代わりにビールを飲んで、商談しました。3日目は、前のブースのイタリアの会社のスタッフがイタリアワインを持ってきてくれて、乾杯をして盛り上がったこともよい思い出になりました。4日目終了後のブース内での打ち上げにも招待いただき、他社の方々と会話できたこともありがたいよい経験になりました。次回お会いする時は、日本酒をお土産に渡したいと思っております。

いろいろな経験をさせてくれたのが、Interzooでした。ありがとうございました。

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