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犬用歯ブラシの破壊試験

歯ブラシシリンダーヘッドは、構造上ワンちゃんが噛むと壊れやすいのですが、噛む状況で破壊試験をすることはできませんが、定量的な数値をつかめればと、治工具を作成して圧縮試験をしました。
シリンダーヘッドに次いで壊れやすいのは、スモールヘッドだと推定し、コントロールとして圧縮試験をしました。

添付写真の治工具上で試験をしましたが、まだ、治工具を改良する必要はありますが、傾向を示す数値は、得られました。不完全ですが。
圧縮試験では、スモールヘッドが荷重約135kgfで破断、シリンダーヘッドは、約64kgfで屈折破断しました。(治工具が不完全なため)
また、シリンダーヘッドにおいては、リング状のブラシのリング部の破断荷重を調べる試験もしましたが、ポンチ側治工具が長いため正確な荷重を得られたかはわかりませんが、荷重約50kgfで破断しました。

犬の歯形状で、噛む衝撃力は、圧縮による荷重の数倍になるとも考えられるので、歯ブラシを噛むワンちゃんには、シリンダーヘッドは使用しない方が良いと考えられます。

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